2022年の振り返り的な伺か
1月8日である。
年末年始の休暇もまもなく終わりを迎える。仕事始めにショック死しないために「明日から仕事が始まる妄想」をしてメンタルのソフトランディングを図りたい。(図りたくない)
さて、今年も重い腰をあげて振り返りを書いていく。2020年から書き始めて3回目となる。割と自分はちょっとした記事の執筆でも膨大な時間を費やし苦しみ喘ぐ方なのだが、後々見返すと達成感がありそれがギリギリ腰を持ち上がるウェイトに抑え込んでくれている。成功体験ヨシッ!
例によって、すでに2023年なのだけどわかりやすく「今年 is 2022年」のノリで書いていくぞ。
ざっくり仕事の話
今年も仕事の話から振り返る。
まず、メインのお仕事は変わらず引き続き年末調整のプロダクトを担当した。日々のスクラムイベントをこなしつつ、スプリントでプロダクトバックログアイテムを撃破していった。
自分個人が一番印象に残っているのは以下のテックブログに書いた事例で、解決を目指す課題の選択からそれを解決する手段まで何かと組み合わせ爆発気味で意思決定に悩むことも多かった。最終的にはうまくいってほっとした。
記事に対する反響はもうちょいあると思ったんだけどなぁ〜〜と思いつつ、 12月のアドベントカレンダーの時期はオーバーインプットになりがちなので、1つ1つの発信に対するコンバージョンが落ちるのはやむなしという気持ちもある。南無〜。
ちなみに、記事の趣旨から外れるので書かなかったのだけど、microCMSというサービスに触れていると「いちサービスのファンとなるユーザーの気持ち」が感じられる場面がいくつもあり勉強になった。まさに求めていた機能を見つけたときのテンション↑↑とか、新機能や改善のリリースがあったときのわくわく感とか、不具合に嵌って問い合わせるとシュッと回避方法を回答してもらえたときの安堵感とかとか。
たぶん、エンジニアあるあるだと思うんだけど、ユーザーからの問い合わせ対応のときに目線がバグの解析に向きすぎちゃうというバッドプラクティスがあって、ユーザーが求めているのは今直面している問題の回避策なのでバグそのものへの関心は薄いよなーと自身の体験を通してあらためて思った。
あとあとプロダクトのロードマップを一般公開しているのもとても素敵だな〜〜と思う。こういった本来の意味でのよきUXの積み重ねがファンを作るのだろう。
その他サイドプロジェクト的なお仕事もあれこれやっていた。
「全プロダクトのnpmライブラリの利用状況をスプレッドシートに出力する」ヤーツは去年の成果なのだけどちゃんと記事にしてみた。GASはめっちゃ便利なのだけどウェブフロントエンド開発のノウハウをそのまま持ち込むと何かとyak shavingの世界に引きずり込まれがち + GASの情報は少なくて”濁”りがちになるのでなんかそのへんの知見を書いた。
ヘルプセンターの開発では技術的にはNext.jsを採用した。自分は商用サービスでNext.jsを利用するのは初の試みだったのだが、SSGとリンク先データのprefetchあたりの恩恵に授かり爆速で動くようにできたのがとてもよかった。
最近のトレンドであるという理由だけで技術選定するつもりは全くないけれど、それはそれとして業務で利用できると楽しいし、プライベートの時間を捻出せずとも経験値が勝手にたまるのでお得である。
Todoist + GTDもどきで先延ばし癖と戦った
自分はいわゆる「夏休みの宿題は8月末くらいからはじめるタイプ」で、なんなら追い込んでからの方が結果的に短い時間で終わると正当化して生きてきたのだけど、実際に終わらんかったときの気まずさとか、先延ばし中はマインドシェアを奪ってMPへスリップダメージが発生するので、健全に生きるため真面目にどうにかしようと考えはじめた。(※社会人12年目です)
これ系の解決策についてググると大体「やる気が起きないときはまずは始めてみること。そうすればやる気が出てくる」といういわゆる「なるほど完璧な作戦っスね―――ッ 不可能だという点に目をつぶればよぉ~~ソリューション」が出てくる。
まぁでも始めてしまえばやる気が出てくるのは自分の体験としてもわかるので、いかに始めるための敷居を下げるかがポイントになってくる。そこで、色々試してみてそれなりに効果があったものが2つある。
1つ目は、「片足立ちで目を瞑って30秒数えるやつ」である。
いきなり嘘みたいなソリューションだがこれは効果があった。やりすぎると片足立ちスキルが上達して効果が得られなくなる可能性があるが、それはそれでなんか健康によさそうなのでヨシッ!
2つ目が正攻法で、タスクを小さく分割する方法である。
社の1on1でGTDを紹介してもらい興味をもったのではじめてのGTD ストレスフリーの整理術を半分くらい読んでみた。全部読んでないのは、各工程における具体的なプラクティスの話は実際に経験してみないと頭に入ってこなかったのと、いきなり全部をちゃんとやるのは絶対に無理だと思ったのでエッセンスを抑えたあたりでひとまず実践してみようと思ったためである。
なので「ただしいGTD」には程遠いレベルであろうがともあれ実践してみている。
ちなみに、Todoistを利用しているのは「GTD サービス」あたりでググると上位にでてきたので、触ってみたところユーザー体験が非常によかったのでそのまま採用した。
あんまり、GTDできてないけど、「インボックス」をTodoistに集約して、雑にプロジェクトに分類しておくだけでも、結構気持ちが軽くなって生きやすくなった感はある
— diescake (@diescake) September 2, 2022
ゴミ捨てとか、業務のルーチンワーク、とても苦手なんだけど、Todoistの繰り返し機能にブチ込んでおくと、
— diescake (@diescake) September 7, 2022
さほど精神的な疲労なくこなせることに気づいた。
「今日やらないといけないこと」を考えるタスクを先伸ばしにして半日くらい脳に居続けることがストレスだったのかも
というわけで、Todoistが超絶便利なのでストック情報(資料)もそのままTodoistに溜めていたのだけど、非力に感じる場面も増えてきたのでNotionやObsidianを試し始めている。来年はTodoist + いずれかを併用していく予定。
ひどい雹(ひょう)に見舞われた
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6月という初夏のタイミングで突然雹に見舞われた。石が降り注ぐかのような事態でおそるおそる窓の外を覗くとこの世の終わりみたいな荒れ具合であった。いつ窓が割れてもおかしくない勢いで防風シャッターが大活躍した。
逆にこれほどのマップ兵器にあっても近隣の建物・屋根はダメージを受けているように見えず、世の中の建物は思っている以上に物理耐久値が高いのだと感心した。
ちなみに、後日カーシェアを利用すると車が雹害によってベコベコになっていた。これはつらい。
コーヒーを飲み始めた
何がきっかけだったかは記憶でないのだけど、甘いお菓子とコーヒーって相性がいいのでは!?とこの歳になって気づくきっかけがあったのだと思う。もともとお菓子は好きで日常的に甘いものを食べがちなのでコーヒーを嗜む機会が増えていった。
最初はハンドドリップでYouTubeを見ながら無駄に淹れ方にこだわったりしてそれはそれで自己満足していたのだけど、コーヒーメーカーという家電に興味を持ってツインバードのコーヒーメーカーを買ってみた。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07HFP6H3Lwww.amazon.co.jp
いつかのアメトーークの家電芸人で紹介され記憶に残っていたのと、調べてみると評判がよかったり、見た目が好きだったりとかそのへんが理由である。不満がないわけではないが、概ね満足して利用している。
また、このコーヒーメーカーは電動ミルを備えていて豆から挽いてくれるので、PostCoffeeのサブスクも粉ではなく豆で届くように変更した。
PostCoffeeは届いたコーヒーの評価をすると、自分の好みが絞り込まれていってより自分にあったコーヒーが届くようになる仕組みがあり、これによって自分は浅煎りのコーヒーが好みなことをしれた。
ちなみに、ここ半年くらいはめんどくさくなって評価していない。
ねんがんのPS5をてにいれたぞ
去年、ELDEN RINGの存在を知ったあたりからPS5を入手すべくGEOとかTSUTAYAとかドンキあたりの抽選に何度も申し込んでいたのだけど祈られ続け挫折していた。
今年はすでに諦め、SwitchのDARK SOULS REMASTEREDに勤しんでいたころ、豪運の友人がPS5の抽選に2つ当選したと連絡があり1つを譲ってもらった。神か…
結局ELDEN RINGはやっていなくて積んだままなのだが、Ghost of TsushimaとかIt takes twoとか地球防衛軍6あたりをもりもりやっていて満足している。あとは、Tales of ARISEとDEATH STRANDINGを積んでいる。
ちなみに、Switchはこんな感じだった。
Factorioの時間が溶ける話は伊達じゃなかった。ド平日に何回徹夜したかわからない。
Switch版のFactorio、チュートリアルを含めてプレイ時間150時間くらいでロケット打ち上げ完遂しました。概ね2人でやっていたので、工数でいうと300人時です。
— diescake (@diescake) November 25, 2022
モチベーションが落ちてきたので日常に戻れそうです。
2022年ベストバイ
いきなりモノではないのだけど、一番QOLが向上したのは間違いなく「ヒゲ脱毛」だと思う。12月に1回目の施術をしたばかりなのでまだまだ脱毛進捗としては20%くらいだけど、1回だけでもめちゃくちゃ効果があって感動した。
1週間経ち、髭がぽろぽろ抜け始めてきた。
— diescake (@diescake) December 11, 2022
1wave(照射時に活性化していた毛根)は沈黙したっぽい。
効果は個人差が大きいからか、かなり控えめな説明を受け続けていたので、ここまで即効性があると思ってなかった
こんなんなら10年くらい前にやっておけばよかったわ〜〜、という話を脱毛に詳しい?友人にしたら、昔はそんな即効性なかった(単に体質の違いかもしれない)ので技術的に進歩してるのかも?とのことだった。
ちなみに、昔にヒゲ脱毛に対する懸念をネタツイしていて自分でちょっと笑ってしまった。
ヒゲの永久脱毛の懸念としては、今後、地球外の知的生命体と交流することになり、ヒゲを伸ばすのが地球人のマナーとかなると地球外資系等企業での出世は不可能になるがそれは諦めよう。
— diescake (@diescake) January 4, 2017
他に買ってよかったものとしてはこのあたりがよかった。
https://www.amazon.co.jp/dp/B08T5NQZD3www.amazon.co.jp
横向きに転がってだらだらしやすいとか、横寝やうつ伏せでSwitchとかスマホ操作しやすいとか、形状をシュッと変えられるのが思った以上に便利だった。
https://www.amazon.co.jp/dp/B099NBX9BXwww.amazon.co.jp
11年ぶりにテレビを買い替えた。
4K出力できるPS5やVODの用途をメインに考えていたのだけど、タイムシフト(いわゆる全録)は思っていた以上に便利だった。
もともと昔からテレビを見る習慣はないのだけど、YouTubeやVODと同じラインにTVのコンテンツが並ぶと興味が湧くものも結構あることに気づいた。「お、このバラエティ、ワイの地元特集やんけ!何がピックアップされてるんやろー」とか、「あ、なんかこのスタートアップが題材のドラマ、人間関係が地獄でバズってたやつだ」とか。
あとは、もともとChromecastを利用していたので、TVそのものがYouTubeやNetflixといったサービスをサポートする必要性はないと考えていたけど、リモコンから1ボタンで見れるとそれはそれで便利だった。
まぁYouTube TVなんかは能動的にあれこれコンテンツを探すことを想定していない(と思う)ので、コンテンツを探す場合はスマホからpushした方が早いのだけど…
総括
という感じの1年でした!
来年はというと、仕事としてはチーフというプレイングマネージャーのポジションになる。開発を継続しつつ1on1や評価のようなピープルマネジメント業が入ってくる感じで、働き方や考え方に変化があると思われる。
あと、コロナ禍に入りフルリモートになってからずっと物理的に人と会う機会が少ないままだったので来年はもっと人に会っていきたい。ひらたくいうと酒!酒を飲むぞ!
そうなると、ほぼ外出しない前提で引っ越したこの物件ももうちょい最寄り駅や都内へのアクセスがよいところを探すのもありかも〜という気持ちになってくる。賃貸ではなく家を買うという選択についてもちゃんと考えないと…考えないと…(先延ばし中)
では!今年も散ッ!!