2021年の振り返り的な伺か

近場の川沿いで1人グラスを天に掲げるさま
近場の川沿いで1人グラスを天に掲げるさま

1年ぶりのブログである。

「おし、技術的な話をちゃんと書くか!!」としばしば極稀に思うのだけど、アウトプットする場としては会社のテックブログ・Zenn・Qiitaあたりに向いてしまうし、

技術以外の森羅万象はTwitterに垂れ流していて、改まってブログに書き出すほどのポエムもなかったりで、専ら振り返り専用スペースとなりつつある。

一応「うぇっぶふろんとえんど」をシノギにしていることもあり、「ポートフォリオも兼ねて遊べるブログシステム作ったろ!」という内に秘めた想いはあるものの内に秘めた想いのままである。

まぁまぁ、今年も色々と変化があったので記していくぞい!

(※ これを書いている時点で「2022/01/08」だけど、「今年 is 2021年」のノリで書いていきます!)

主な仕事とかスキルセットの話

去年に引き続き同じプロダクト開発に携わった。

去年は入社早々担当プロダクトのリニューアルというドエレー"HEAVY"なミッションがあり、そこにほとんどのコストを割いてしまったので、泣く泣く断念した課題・既知の不具合(a.k.a. 喉に刺さった小骨)がたくさんあったのだけど、今年はそれらを処しつつカイゼンに集中できた。

また、去年の開発スタイルは、ほぼカンバン運用 + コンポーネントチームで、自分はほぼ100%フロントエンドにコミットしたのだけど、今年の開発スタイルは、スクラム + フィーチャーチームで、その思想に沿ってフロントエンド以外にも、バックエンドやUIデザイン、文言検討、テスト(QA)など、幅広いタスクに手を出してこれた。

特に、バックエンドのコードを書いた経験がほぼ "無" で、ウェブアプリケーションを開発するエンジニアとしてずっと課題意識があったので、スプリントバックログの状況をみつつ必要に応じて「おし、バックエンドタスクやったるかー」くらいの動きができるようになったのはよかった。実際には、フロントエンド:バックエンド = 8:2くらいでやっていたと思う。

UIデザインや文言検討(UXライティング)については、何かしらの知識を体系的に身に着けたのではなくて、場数を踏んで経験的にレールに沿った設計やレビューができる場面が増えたくらい。

UIの体系的な知識といえば「オブジェクト指向UIデザイン」の輪読会に途中まで参加していて、ウェブUIに関して自分が経験的に感じていたことが言語化されていてとても学びがあってよかった。

www.amazon.co.jp

文言に関しては、もしあなたが団長の手刀を見逃さなかった人くらい注意深い人であれば、この振り返りのタイトルが去年と異なっている点に気づいただろう。

  • 「2020 年の振り返り的な伺か
  • 「2021年の振り返り的な伺か

元々、半角英数字と全角文字の間は半角スペースを空ける派だったのだけど、プロダクトのライティングスタイルに合わせて詰めるようになった。こうした理由は「このスタイルの方が優れているから」というわけではなくて、複数のスタイルを書き分けようとするとつい混在させちゃって ┌(┌՞ਊ՞)┐キェァァァェェェェァァァ ってなるので統一したろー、という考えからである。VSCode以外でももっとtextlintの寵愛を受けていきたい。

というわけで、そんなこんなこともあって割とスキルセットは山型化して裾野が広がった1年だったように思う。

textlintの話

社内プロダクトの文言の揺れに対してtextlintで立ち向かった。

github.com

ふとしたタイミングでカジュアルに有志が集まって、あれこれ0➔1を推し進めていくムーヴはとてもベンチャーみがあってよかった。

チームに「エンジニア」という肩書のメンバーは自分1人だったので、共通ルールのプリセットの管理周りだったり、ソースコードを対象にlintした際の調査・検証だったり、各プロダクトへの導入をサポートしたりしていた。(とはいえ、エンジニア以外の人がごりごりコードにコミットしてくれるので実は大したことはしていない)

ちなみに、夏に一度この辺りの話をネタに【PLAID×SmartHR×Uzabase×OPEN8 】SaaSプロダクトのフロントエンド最前線で登壇させてもらった。

speakerdeck.com

(この題材は)いうほどフロントエンド最前線なのか…?というのはありつつも、文言という要素はあらゆるアプリケーションに共通した概念なので、そこそこ多くの人に関心をもって聞いて貰えたみたいでとても嬉しかった。

ちなみに、リモート(ウェビナー形式)で勉強会に登壇したのはこれが初めてだったのだけど、視聴者のレスポンスが虚無なので、すべてのボケが滑った空気になることを学びました。強いハートとラヴをもって挑もうな。

さて、振り返ってみると自分がtextlint絡みで直接発信できた情報はこれだけなのだけど、チームメンバーは盛々記事を書いたり、textlintのOSSスポンサーになるために社内調整を進めたり、他社のUXW・デザイナーとコミュニケーションを取って情報交換会を開催したりしていた。とてもすごい。

ベンチャーみがあってよかった。(2回目)

スクラムの話

今年は割とがっつりスクラムをキメた。

周期的に振り返り(レトロスペクティブ)の場がありディスカッションするので、チーム・組織の課題とか、理想像みたいなものを考える機会が増えた。元々、チームビルディングにまつわるエトセトラは苦手な部分で、課題発見能力はなかなかプアーだと感じていたのだけども1年通して少しは経験を積めた気がする。

スクラムという仕組みを踏襲することは決して難しくはないけど「ちゃんとする」のがムズいと感じるのは即ちコミュニケーションの難しさだよなーと思うことが多かった。

コミュニケーションの話

去年は担当プロダクトの開発にリソースを極振りどころか120%くらい振っていて、特に繁忙期はそれ以外の全て削ぎ落とすような動き方をしていたけど、今年は1年通して組織を横断した活動が色々できたのでコミュニケーションの機会が圧倒的に増えた。よかった。

特にコロナが落ち着いた年末はオフィスに出社(a.k.a オフ会)して、たまたま居合わせていた人や、家路が同じ方向の人と話をしたりして偶発的な接点が産まれたのもよかった。

せっかく出社したのに、仕事なんて家でやればよくない!?という気持ちに。

あと、リファラル採用で何人かに声をかけたのだけど、そのうちの1人は入社が決まって秋から同じ職場で仕事をしている。彼は高校時代の部活の同級生でずっと接点はあったものの、専攻が情報系ではなかったこともあって、まさか一緒に仕事をする機会が巡ってくるとは思わなかった。なかなか感慨深いものである…。

引っ越した話

夏に都内から千葉へ引っ越した。

近場の川沿い@夏
近場の川沿い@夏

理由としてはめっちゃありがちな奴で「仕事はリモート」+「コロナ禍でほぼ在宅」なので都内に住んでいるメリット無奴〜〜〜〜である。その上で仕事とプライベートのメリハリをつけづらいので、居住空間(寝室)と仕事部屋を分けてみたくなったとかもある。

近場の川沿い@夏2
近場の川沿い@夏2

メリハリについては一定の効果はあったと感じる一方で、プライベートでPCを触る機会が格段に減ったので学習の機会・敷居は高くなった気がする。ごろごろしながら、スマホでできる範囲のナニカに留まりがちかも。

ちなみに、立地の利便性は捨て去った。家⇔駅間の移動はバスor自転車だし、徒歩10分圏内にコンビニやスーパーもないので、飲食調達もAmazonやネットスーパー前提という割り切りだ。

そして、その結果がこの運動量である。

2021年の歩数サマリー(平均452歩〜2872歩)
2021年の歩数サマリー

まぁ…元々さほど歩いていないものの、夏に引っ越してからはさらに半減したっぽい。

この冬は足先がやけに寒く感じるのだけど、どうも足の筋力(ふくらはぎ)が衰えると血液の循環が悪くなって足先が冷えやすくなるらしい。んなぁ〜

とはいえ、実際に健康診断に引っかかるとか何かしらのwarningくらいでないと、毎日散歩するみたいな周回プレイは実践できない気がする…。

ビールの話

去年に引き続き、軽やかでライトなビールを好んでよく飲んでいた。割と最近だけど、曽爾高原ビールのピルスナーとかケルシュとか、スターライトビールのゴールデンエールもおいしかった。彼らは水だ。(褒め言葉)

tpsstarlight.base.shop

あと、高田馬場ビール食堂で飲んだサワーエールが撃滅的に美味しかった。元々、ランビックみたいな酸味の強いビールは苦手なので、「サワーエール…?うーん、君かぁ…。」くらいの心持ちだったのだけど、全然イメージが変わった。とてもまろやかでジューシー。

総括

読み返してみると、仕事関連の話ばっかりでめっちゃ真面目な内容になってしまったけれど、割とそれは真面目に過ごしていたに違いない。うむ。

仕事以外の話もちゃんと書き残しておきたかったのだけど、すでに5000文字に達する勢い&&とっくに年が明けているしもう疲れたのでこの辺でpublish!

今の予定だと、来年はそんなに大きな変化はないんじゃないかなーと予測しているけど一体どうなるか!

では!今年も散ッ!!